はじめに|なぜポジティブな人と関わることに疲れるのか?
朝、まだ心のエンジンが温まっていないタイミングで、
全力ハイテンションの人に話しかけられた瞬間、
「ごめん、今そのテンションについていけない…」
そんな気持ちになったことはありませんか?
相手は悪くない。
むしろ親切なのも分かっている。
それなのに、ポジティブでテンションの高い人に
モヤモヤしている自分は器が小さいのではないか?
そんなふうに自分を責めてしまう。。。。
でも疲れてしまうのは、
あなたが弱いからでも、性格に問題があるからでもありません。
この記事では、
繊細さん(HSP)にも多い “ポジティブ疲れ” の正体 を
心理学・脳科学・自己理解の観点からわかりやすく解説します。
鬼のポジティブに疲れる理由は「テンション」ではなく“エネルギーのスピード差”
理学でも脳科学でも一貫して言われているのが、
人は“自分と相手のエネルギーの速さ”が違うとストレスを感じる
ということ。
特に疲れていると、脳は「省エネモード」に入ります。
そこにこんなエネルギーが飛んでくると負荷がかかります👇
- ハイテンション
- 早口・高速トーク
- ポジティブへの意味づけトーク
- 結論を急ぐ会話
これは性格ではなく、ただの 脳の処理速度の違い。
あなたの脳が “ゆっくり” を求めているときに、
相手が “高速” で来れば、しんどくなるのは当然です。
“ポジティブの押し売り”が苦しいのはなぜ?|感情のスキップ
あなたの心は「今ここ」にいるのに、
相手だけが「未来に向かって」にジャンプしてしまう。
心理学ではこれを 感情のスキップ と呼びます。
■ 感情のスキップが起きると…
- あなた:まず“気持ちを受け止めてほしい”
- 相手:すぐ“解決・前向き・励まし”モード
この距離が、強いしんどさを生みます。
■ 本当に苦しいのは「テンション」ではなく“受け止めてもらえなかったこと”
繊細さん(HSP)や、自己理解が深い人ほど、
求めているのは「共感」と「一度立ち止まってもらうこと」。
だから、しんどさの正体は
“今の自分を見てもらえなかった寂しさ”なんです。
・分かってほしかった
・寄り添ってほしかった
・ただ聞いてほしかった
この部分が満たされないと、誰でも心がざわつきます。
■ 自分を責めなくていい理由|心の速度と自己受容
鬼ポジティブの人と合わないのは、
あなたがネガティブだからでも、弱いからでもない。
ただ、 あなたの“エネルギーの速さ✖️ 相手の“エネルギーの速さ”
が違っただけ。
これは“相性”でも“気分”でもなく、
人の脳の自然な反応です。
どう対処すればラクになる?|自己理解・自己受容の3ステップ
① 今の“心の速度”を認める
「今はゆっくりモードだな」と認めるだけで、
脳の負荷がスッと軽くなる。
② 全員に合わせようとしない
エネルギーの相性は 時間帯・体調・心の余白 に左右されます。
だから、どんな人にもいつでも合わせられる人なんていません。それも知っているだけでとても楽になります。
③ 会話のペースを調整する
「今はそのテンションじゃないんですよね。。」
本当はこれが一番重要。
でも、多くの人ができない。
というか、それができたら本当に苦労しないですよね。
- 嫌われたくない
- 空気を壊したくない
- “良い人”でいたい
- 自分のペースを出す経験が少ない
だから、③が難しい。
「言えない人」のための“離脱スキル”
ペースを伝えるのが難しいときは、無理に頑張る必要はありません。
こんな方法でも十分にあなたを守れます
- 「少しお手洗い行ってきますね」と一度その場を離れる
- 「先に一息ついてきます」
- 一度その場を離れる
- 深呼吸して距離をつくる
これは逃げではなく、
心を守るための立派なスキルです。
まとめ|あなたの疲れは“弱さ”ではなく“気づき”
鬼ポジティブな人に疲れる理由は、
あなたがネガティブだからでも、繊細すぎるからでもありません。
○ エネルギーのスピードの違い
○ “心の速度”の不一致
○ “今の自分を見てもらえなかったこと”
この3つが揃うと、人は簡単に疲れる。
でも、
この仕組みを知ると、人間関係の疲れがスッと軽くなります。
あなたはあなたのペースで生きていい。
その感覚こそ、心を守る大切なセンサーです。
ぜひ、やってみてください。
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