「許したいのに許せない」その気持ちは、実は悪者じゃない
心のどこかで、夫をどうしても許せない
一緒に暮らしているのに、
心だけがずっと別々の場所にいるような感覚。
- なんで私ばかり我慢するの?
- なんで私の気持ちは伝わらないの?
- なんで“わかってほしい”って言っても届かないの?
こんな気持ちを抱えている30代女性、
実はめちゃくちゃ多いんです。
ここではわかりやすく「夫」と書くけれど、
上司・同僚・元彼・親など、
“身近な誰かをどうしても許せない” って気持ちを持っている人にも当てはまる話です。
「許せない」の正体は、怒りではなく “期待”
「もう無理」
「何回言っても変わらない」
「なんで私ばっかり」
こういう怒りのエネルギーの下には、
必ずひとつの想いが眠っています。
それは…
本当は、わかってほしい。
本当は、分かり合いたい。
これなんです。
怒りってね、
実は“まだ諦められていない人”にしか湧かない。
つまり、
- 本当は一緒に成長したい
- 分かり合える関係でいたい
- 寄り添い合える夫婦でいたい
という願いがあるからこそ、「許せない」が強くなる。
これは あなたが弱いからでも、心が狭いからでもない。
むしろ逆で、
まだ、夫との関係を大切にしたいと思っている証拠。
ここをまずは忘れないでほしいのです。
すべてが「許せない」になるのは、境界線が曖昧だから
こんな状態になっていませんか?
- 夫の一言に毎回ザワつく
- やってほしいことをやってくれないとガッカリする
- 小さなことでも「またか」とイラッとする
これは、あなたが悪いのではなくて、
“何が絶対にNGで、何は許容範囲なのか”の線引きが
自分の中で曖昧になっているサイン。
線引きがないと、どの行動も「許せない」に変換される。
たとえば…
- 家事を雑にされたら許せない
- 話し合いの途中でスマホ触られたら許せない
- 提案を否定されたら許せない
これ、ぜんぶ同じレベルで腹が立ってしまうのは当然なんです。
だって、自分の中で “許していい範囲” が決まっていないからなんです。
まずは「何を許せないのか」を決めていい
ここで一つ、めちゃくちゃ大事なことを言います。
夫を全部許す必要なんてない。
むしろ、
- 絶対に嫌なこと
- これだけは譲れないこと
- これをされると本気でしんどいこと
このラインを、まず“あなた自身”が理解することが先。
例えば…
【絶対に嫌】
・私の気持ちをバカにする言い方(人格を否定してようなこと)
・ありがとう・ごめんなさいが言えない人
・何度も同じことで約束を破られる
【許容できる】
- 家事が少し雑
- 気分でそっけない態度
- 意見の違い
こうやって仕分けしておくことで、
心のモヤモヤが減ってきます
「これは私にとって“絶対に嫌なこと”なのか?」
「それとも日常のすれ違いレベルか?」
この判断ができるようになるだけで、
“全部許せない” 状態から抜け出せるんです。
夫を許すより先に、「許せないと思っている自分」を許してあげて
多くの女性が勘違いしてしまうのは、
「夫を許さない自分はダメだ」と思い込んでしまうこと。
でもね、
- 我慢しすぎて
- 頑張りすぎて
- 傷つきすぎて
限界に来たあなたが感じている“許せない” は、自分を守ってきたサイン。
決して間違っていない。
他人を許すより先に、
まずは “許せないって思った自分” に
「あのとき、すごくしんどかったよね」って言ってあげてほしい。
そこを飛ばして「許そう」とすると、また自分が苦しくなるだけ。
大切な人を許せる4step
STEP1 自分の感情をジャッジしない
「許せないなんて心が狭い?」
「怒っちゃダメ?」
→ ぜんぶOK。むしろ自然。
怒り・絶望・悲しさ・虚しさ…
どんな感情でも、“感じた時点で正しい”。
あなたの心が
「もう限界だよ」
「ここがしんどいよ」
って教えてくれてるサインだから。
まずは
“そう感じた私” を否定しないで受け入れてあげるここがスタート地点。
STEP2 何が嫌で、何は許容できるのか仕分ける
夫へのモヤモヤが全部同じ“許せない”に見えるのは、
線引きが曖昧になってるだけ。
- 絶対に無理なこと
- 実はそこまでじゃないこと
- ただのすれ違いだったこと
これがごっちゃになると、
小さなことでも爆発するし、心が疲れ切る。
仕分ける=心の整理。
濃淡がつくから、
「これは流していいや」「これは話し合いたい」って判断できるようになる。
しんどさが一気に減るポイントです
STEP3 夫との距離をいったん“フラット”に戻す
近すぎる関係ほど、“期待” が大きくなる。
- わかってほしい
- 気づいてほしい
- 変わってほしい
その期待が大きすぎると、
ちょっとしたズレが「裏切り」に見えてしまう。
だから一度、
期待をゼロに戻す=心の距離をフラットにする。
「この人はこういう人なんだ」と一度まっすぐ見ることで、関係が落ち着く。
これは“離れる”ではなく、
冷静な視点を取り戻すためのリセットです
STEP4 どう関わりたいか“自分で決める
ここが一番大事。
夫が変わるかどうかじゃなくて、私がどう関わるか。
- この距離感が心地いい
- この話題は深追いしない
- ここはちゃんと伝えたい
- これは私のルールにしたい
こうやって
私が選ぶ関係性”をつくっていく。
受け身じゃなくて、
自分で選ぶからこそ、心が軽くなるし、そんな自分のことを少し好きになってこれますよ。
この4STEPがオススメなのは
感情 → 整理 → フラット化 → 選択
の流れが、人の心の自然な回復プロセスだから。
いきなり
「許そう」
「優しくしよう」
「話し合おう」
ってやると、逆に上手くできない自分のことをまた責めてしまう・・・
そんな悪循環になってしまいます。
順番さえ守れば、ちゃんと心は整っていきます。
まとめ 「許せない」は、あなたがまだ希望を持っている証拠
- 許せないのは、心が小さいからじゃない
- 本当は分かり合いたいからこそ怒りが出る
- 線引きをしないと、全部が“許せない”になる
- まずは自分の感情にOKを出す
- そこからが初めて、夫との関係が動き始める
許すって、相手のためじゃありません。
“私が心地よく生きるための選択”
「私が選ぶ、私の関係性」その一歩を、いつでも一緒につくっていきましょう


