自己理解

「頼まれたら断れない」のはワガママじゃない。疲れて動けないあなたへ、心の奥にある本当の理由

自己理解

こんなことで落ち込んでいませんか?

「また引き受けちゃった…」

そう言って、今日も落ち込んでいませんか?

「周りの期待に応えなきゃ」「がっかりされたらどうしよう」といつも考えて、

気づけば自分の予定は後回し。周りの頼まれごとでスケジュールがパンパン。

毎日、笑顔で「大丈夫です!」と答えているのに、本当はもうヘトヘト。

  • 周りからは「気が利くね」「仕事がしやすい」と言われるのが何よりも嬉しい。
  • 頼まれごとは断れない、全部引き受けてしまう。
  • もし期待に応えられなかったら…と考えて、怖くなる時がある。
  • 家に帰ると電池切れみたいに動けなくなり、お風呂にも入れない。
  • 休日はぐったり、ベッドから出られない日も多い。

もしひとつでも心当たりがあるなら、それは「自分」よりも「周りの評価」を基準に頑張っているサインかもしれません。

なぜ「頼まれたら断れない」のか?自己理解を深めることが、最初にして最大のミッション

「どうして全部引き受けるの?」「断ったらいいのに」

そう言われて、「それができたら、やってるよ…!」と心の中で叫んだ経験、ありますよね。

あなたが頼まれごとを断れないのは、決してワガママでも、気が弱いわけでもありません。

その行動の裏には、あなた自身も気づいていない無意識の思い込みが隠れているからです。

「期待に応えなければ、私の価値はなくなる」

「断ったら、相手に嫌われちゃうんじゃないか…」

「周りの人ががっかりするくらいなら、私が我慢した方がマシ」

これらの思い込みは、まるで目に見えない鎖のように、あなたを縛りつけています。

それは過去の経験や、知らず知らずのうちに身についた考え方から生まれたものです。

心に「うっ」と刺さる問い。でも、それが変化の始まりです。

これからあなたに、2つの問いを投げかけます。

もしかしたら、この問いに答えるのが「うっ」と苦しく感じる人もいるかもしれません。

でも、それは悪いことではありません。むしろ、「自分と向き合う第一歩」を踏み出している証拠です。リラックスした気持ちで、自分の気持ちと向き合ってみてくださいね。

question1:周りのお願いや期待に応えることで、あなたは“何を”手にしていますか?

(承認、安心感、自分の価値…)

question2:もし断ることができたとしたら、どんな“怖いこと”が起こると思っていますか?

(相手が怒る、嫌われる、失望される…)

この問いに向き合うことで、あなたが無意識に何に縛られているのか、少しずつ見えてきます。そして、その「うっ」とする感情の奥にこそ、あなたが本当に手放すべき思い込みが隠れているのです。

疲れない自分になる鍵は「自分を知る」こと

あなたが今感じている疲労感や「断れない」という苦しさは、決して無駄なものではありません。それは、あなたがこれまで頑張ってきた証です。

でも、もう一人で抱え込まなくて大丈夫。

ゆっくり、質問に向き合って、出てきた答えを受け入れてあげてくださいね。

心に刺さる問いに答えたあなたなら、必ずその行動を自分のものにできます。

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