自己受容自己理解

楽している人が得しているのがズルいと思ったあの日

自己受容

こんなことはありませんか?

 「夫が家事を手伝わないことにイライラ」
「後輩が提出物を完璧に仕上げてこない」
そんな風に、つい腹が立った経験はありませんか?

もしくはルールを破る人に腹が立って、つい注意してしまう。
そのあとに「言いすぎたかな…」と落ち込む。
そんなこともあるかもしれません。

その背景にあるのは「ちゃんとしなきゃ」の呪い

「ちゃんとしなさい」
「迷惑をかけちゃダメ」
「ルールは守らないと」

子どもの頃から、親や先生に言われてきた言葉。
真面目なあなたほど、それをしっかり守ろうとしてきたはずです。
そして、大人になった今も、その価値観が心の深いところに残っているのです。

でもその一方で、
「自分はちゃんとしているのに、どうして報われないんだろう?」
「周りに優しくできない私はダメなのかな?」
そんな風に、自分がよく分からないモヤモヤに苦しむこともあるのではないでしょうか。

実はその根底には、
「完璧でなければならない」
「周りの期待に応えなければならない」
という無意識のプレッシャーがあります。

「期待に応えないのは怖い」
「周りをがっかりさせたくない」
そう感じるのは、とても自然なこと。
でもその気持ちが強すぎると、自分を見失ってしまうのです。

「自分がどうしたいか、分からない」あなたへ

もしワークをしていく中で
『自分がどうしたいか分からない』
と驚くことがあっても大丈夫。

それは「自己理解」の最初のステップなんです。
自分の本音を見つけるのは、最初からスラスラできなくてもOK。
まずは立ち止まって「私はどうしたいんだろう?」と問いかけること自体が、呪いをほどく大事な一歩になります。

ここから先は、
「ちゃんとしなきゃ」を手放すための3つの具体的な方法をご紹介します。
リラックスして読んでみてくださいね。

「ちゃんと」を手放す3つの方法

ではどうすれば、その呪いから自由になれるのか?
ここで、私がおすすめしたい3つのステップをご紹介します。

  1. 完璧を60%にする
    「とりあえずこれでOK!」と自分に許可を出してみて。
    片付けなら「床が見えるくらいでOK」、資料なら「要点だけでOK」。
    小さな達成感を重ねると、自信も自然についてきます。
  2. 不完全な自分を許す練習
    失敗したら「ダメだ」ではなく、
    「あ、今私は失敗したと感じているんだな」と観察してみましょう。
    そして心の中で「それでも大丈夫」と声をかけてあげて。
    不完全でもいい、と認められると心が軽くなります。
  3. 他人の目から自由になる
    多くの「ちゃんと」は、人からどう見られるかの恐れから。
    でも実は、周りはあなたが思うほど見ていません。
    誰かの期待に応えるためではなく、
    「自分が本当にやりたいこと」を優先してみてください。

まずは、一つから

もしこの記事を読んで「私も“ちゃんとしなきゃ”に縛られているかも」と思った方は、
ぜひ今日ご紹介する方法を1つだけでも試してみてください。

そして、実際にやってみた感覚や気づきをノートに書き出すことがオススメです。
書き出すことで「自分がよく分からない」が、少しずつ「自分はこうしたい」に変わっていきます。

あなたの自己理解の旅が、ここから始まりますように。

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