人に頼まれた時に断れない人へ
あなたは、誰かに「頼みごと」をされた時に断れる人ですか?
それとも「苦しいな」と思っても、引き受けて
あとから、落ち込んでしまう人ですか?
頭では「引き受けすぎている」とわかっていても、
なかなか「断る」行動に移せないのは、思い込みが原因かもしれません。
今回は、そんな心のブロックを少しずつ外していくための、
今日からできる具体的な行動を3つご紹介します。
期待にどうして、応えてしまうかの根本的なお話は、こちらの記事に書いているので
併せて読んでみてください。
「期待に応えないと怖い」から卒業するための3つの行動
- 「NO」を言う練習をしてみる
ストレートに「NO」と言うのは勇気がいるかもしれません。
まずは「今日は難しいのですが、明日ならできます」のように、小さな頼みごとから代替案を添えて伝える練習をしてみましょう。
「NO」を言ってみた後、相手がどんな反応をしたか、そして自分がどんな気持ちになったかを観察してみてください。その気づきが、あなたの次の行動につながります。
- 「相手は私のすべてに期待しているわけではない」と意識する
「期待に応えなきゃ」と思うあまり、相手が求めている以上のことを頑張りすぎていませんか?
一度、お願いされた相手に「この仕事で、どこまでの完成度を求めていますか?」と具体的に聞いてみてください。
あなたが思っていた「やること」と、相手が求めていたことの間に、大きなギャップがあるかもしれません。
- 自分が本当にやりたいことを優先する
誰かの期待に応えることにばかりエネルギーを使っていると、自分が「本当にやりたいこと」がわからなくなってしまいます。
仕事が終わった後や休日に、好きなドラマを1本観る、ゆっくりお風呂に入るなど、 「自分のための時間」を意識的に作りましょう。少しずつでも、自分の気持ちを優先する時間が増えると、心が満たされていくのを感じるはずです。
3つの方法は頭でわかる でも、なぜ行動に移せないの?
今回ご紹介した3つの方法は、読んだだけでは行動できないかもしれません。
なぜなら、その行動を妨げる「根深い思い込み」が、あなたの心の奥にあるからです。
「周りからの評価がないと、自分には価値がない…」
「断って嫌われるくらいなら、我慢した方がマシ…」
そうした思い込みは、一朝一夕にはなくなりません。でも、一つひとつ丁寧に紐解いていけば、必ず生きるのがラクになります。
もし、一人でその思い込みと向き合うのが難しいと感じたら、一人で悩まないで欲しいです。
人に話て自分と向き合うことで、物事の捉え方が大きく変わることがありますよ。


